大学も卒業し、帰国する準備に入ります。全く荷物がない人はそのまま帰国すれば良いのですが、大体の方が、家電等を売却したり、荷造りする必要があると思います。
では私の経験を踏まえてアメリカ生活最後の大仕事をお話いたします。
【できる限り売却】
思い出の品は、日本に持ち帰れば良いのですが、それ以外でまだ使えそうな物は、売却することをお勧めします。売却方法は、例えばロサンゼルスの場合、“びびなびロサンゼルス”に売却したい品と金額を掲載するとよいでしょう。
このホームページは日本語ですので、ロサンゼルスやその周辺に在住している日本人が閲覧しています。そのため売却先はほとんど日本人です。物にもよりますが、案外早く購入希望者が現れます。特に学生は費用を抑えたいのですぐに連絡がきます。事実私が売り出した冷蔵庫、テレビなど全ての品をこのホームページで売却できました。
【引っ越し荷物】
日本に持ち帰る物全てをスーツケースに入れて持って帰れないと思います。その際は、日系の引っ越し会社に連絡して取りに来てもらうのが一番です。
私が利用したのはクロネコヤマトUSAです。スタッフは全て日本人でしたのでとても安心でした。費用は国から国ですので、日本国内と違い高くつきました。そのためできる限り持ち帰る物は厳選することをお勧めします。
持ち帰ったのはよいが、結局捨てることになったり長年使わずに段ボールから一度も出していない物も出てきますので、できる限り身軽で帰国しましょう。
【手続き等は早めに】
引っ越し荷物も重要ですが、住居、銀行口座、電話やライフラインの契約解除も必要です。特に住居は、退去する何日前に伝える必要があるのか等をオーナーや不動産会社に聞いておく必要があります。また、銀行口座も全ての引き落としが完了した後にクローズする必要があるため、どの支払いが最後に発生するのか事前に把握しておくことが重要です。
なお、電話などは、解約した通知などを次の住居に送付してくる必要があります。そのため、アメリカ国内の住所のみ有効などと言われたら、友人などの差支えがない住所を先方に伝えます。なお私は後輩の住所を借りました。渡米した時もですが帰国する時もしなければならないことがたくさんあります。